自社ブランドのコンプライアンス監視SaaSを1本のkeyで構築する
自社ブランドで提供するB2Bコンプライアンス製品では、onboarding時のリスク判断、継続的なKYT監視、そして調査のための資金追跡を、再現可能かつ自社UIに統合された形で成立させることが求められます。ここでは、risk-scoreの保存、KYTのケースキュー、counterparty graphとfund-flow traceを、1本のkeyで束ね、複数ベンダーのダッシュボードを再販する構成から脱却するための組み立てを示します。
課題
コンプライアンス製品を作る際、onboardingのスコアリング、継続監視、調査ツールをそれぞれ別ベンダーから調達すると、実質的に3つのダッシュボードを再販する形になりがちです。判断の根拠が各ベンダーの静的エクスポートに散らばり、あとから「なぜこの判断をしたか」を再現するのが難しくなります。また、監視結果が自社UIの外にあると、ケース管理のワークフローが分断され、自社ブランドの製品としての一貫性も損なわれます。
- Address risk-score / exposureC3
- Transaction screening / KYTC3
- Counterparty graphC3
- Fund-flow trace (hops)C4
onboardingのrisk-scoreを保存して判断を再現可能にする
onboarding時にrisk-scoreを取得し、score・confidence・exposureを保存します。判断時点の根拠を残すことで、あとから「なぜこの顧客をこう判断したか」を再現できます。静的なエクスポートに頼るのではなく、自社側でスコアと根拠を保持することで、監査や再審査の際に一貫した説明ができます。
KYTのケースキューを自社UIに統合する
継続監視のKYTは、静的なエクスポートを受け取るのではなく、自社UIにケースキューとして取り込みます。アナリストが自社の画面上でケースを確認・処理できるため、監視から調査への流れが1つのワークフローにまとまります。自社ブランドの製品として、ベンダーのダッシュボードに遷移させずに完結させられます。
counterparty graphとfund-flow traceで調査する
調査ではcounterparty graphとfund-flow traceを使い、資金の流れをhop単位で辿ります。mixerや制裁対象クラスタへのexposureを追跡でき、リスクの根拠を可視化した形でケースに残せます。調査ツールを別ベンダーから調達せず、同じkeyの上でonboarding・監視・調査を通した一連の製品として構成できます。
この構成が提供するもの
- risk-scoreのscore/confidence/exposureを保存し、判断を再現可能な形で残せる。
- KYTを静的エクスポートではなく自社UIのケースキューに統合し、監視から調査までを1つのワークフローにできる。
- counterparty graphとfund-flow traceを同じkeyで扱い、3つのベンダーダッシュボードの再販から脱却できる。
よくある質問
判断の根拠はあとから再現できますか。
onboarding時のrisk-scoreはscore・confidence・exposureとして保存されます。判断時点の根拠を自社側で保持するため、監査や再審査の際になぜその判断に至ったかを再現できます。
監視結果はベンダーのダッシュボードに依存しますか。
KYTは静的エクスポートではなく、自社UIのケースキューとして取り込めます。counterparty graphやfund-flow traceも同じkeyで扱えるため、複数ベンダーのダッシュボードを再販せず自社ブランドの製品として完結できます。
チャージして、キーを取得し、リリース。
セルフサーブ。暗号資産またはカードで支払い。クレジットで従量課金——重いプリミティブは高く、単純なものは安価。
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